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▽インドはスリランカにおける中国の支配力拡大への懸念が高まる中、新政権との経済・防衛関係を拡大してきた。
2025年4月5日/スリランカ、首都コロンボ、スリランカのディサナヤケ大統領(右)とインドのモディ首相(AP通信)

インドのモディ(Narendra Modi)首相が5日、隣国スリランカの首都コロンボでディサナヤケ(Anura Kumara Dissanayake)大統領と会談し、エネルギーや防衛関係を強化する協定などに署名した。

インドはエネルギー、デジタル化、安全保障、ヘルスケアなどの主要分野や、スリランカの債務再編を支援することでも合意した。

モディ氏は会談後の声明で、両国の合弁事業としてインドが出資する120メガワットの太陽光発電所の建設工事が事実上始まったと明らかにした。

インドはスリランカにおける中国の支配力拡大への懸念が高まる中、新政権との経済・防衛関係を拡大してきた。

スリランカは3年前、返済期限を迎える対外債務約70億ドルの返済を停止し、デフォルトに陥った。当時の負債総額は830億ドル超。そのうち415億ドルが対外債務、421億ドルが国内債務であった。

この危機は全国規模の抗議デモに発展。大統領府や首相府が占領される事態となり、当時のラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領を辞任に追い込んだ。

最大の融資国であった中国はこの危機で信用を失い、インドはこの危機に乗じてスリランカとの連携強化に成功した。

スリランカは2022年に深刻な電力不足に直面、発電所の稼働に必要な石油や石炭の代金を支払うことができなくなった。

ディサナヤケ政権はソーラーや風力発電を増やし、化石燃料への依存度を下げるという目標も掲げている。

インドと中国は債務再編でスリランカと個別に合意している。

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