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▽ミャンマーの内戦に参加したインドの武装勢力は昨年11月頃からマニプール州に戻り始めたとされる。
インド、北東部マニプール州、陸軍の部隊(Getty Images/AFP通信)

インド陸軍が隣国ミャンマーと国境を接する北東部マニプール州で少なくとも10人の武装勢力を殺害した。軍が14日、明らかにした。

ミャンマーの内戦に参加したインドの武装勢力は昨年11月頃からマニプール州に戻り始めたとされる。

軍は14日、X(旧ツイッター)への投稿で、「部隊が武装勢力の幹部10人を無力化し、かなりの量の武器と弾薬を押収した」と述べた。

地元テレビ局は前日、ミャンマー国境に近い雑木林で激しい銃撃戦が繰り広げられたと報じていた。

ミャンマーでは21年2月の軍事クーデターで文民政府が打倒されて以来、内戦が続いている。インド当局はマニプール州のミャンマー国境の警備を強化してきた。

インド側では23年5月以来、マニプール州で民族紛争が続き、260人近くが死亡、6万人以上が避難を余儀なくされた。

マニプール州の人口は約320万人。多数派でヒンズー教徒が主なメイテイ族とキリスト教徒のクキ族との間で分断されている。

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