◎事故はミゾラム州の州都から6キロほど離れた郊外で27日午前に発生。大雨により石切り場が崩れ、作業員が巻き込まれた。
インド北東部ミゾラム州の採石場で土砂崩れが発生し、作業員少なくとも17人が死亡、12人が行方不明になっている。地元当局が28日、明らかにした。
それによると、事故はミゾラム州の州都から6キロほど離れた郊外で27日午前に発生。大雨により石切り場が崩れ、作業員が巻き込まれたという。
救助隊が現場で17人の死亡を確認。2人を救助した。
警察が現場を封鎖し、関係者に話しを聞いている。一部メディアは石切り場の責任者が警察に拘束されたと報じた。
ミゾラム州には多くの採石場があり、道路や建物の工事に欠かせない砂利や石を取っている。地元メディアによると、その多くが当局の許可を得ずに採掘しているようだ。
同州では昨年にも採石場で崩落事故があり、7人が死亡。22年にも同様の事故で12人が死亡している。
インド北東部とバングラデシュでは今週サイクロンが上陸した後、大雨が続いている。
インドの気象台は28日、この地域に前線がとどまり、土砂崩れや洪水を誘発する可能性があると警告した。