◎バスは15日早朝に高速道路から路肩に転落、斜面を滑り落ち、谷底の岩場に激突・大破した。
インドの警察当局は15日、西部マハラシュトラ州郊外で旅客バスが高速道路から谷に転落し、少なくとも13人が死亡、29人が重軽傷を負ったと発表した。
州警察によると、事故を起こしたバスは西部プネからマハラシュトラ州の金融都市ムンバイに向かう途中だったという。
バスは15日早朝に高速道路から路肩に転落、斜面を滑り落ち、谷底の岩場に激突・大破した。
AP通信は警察関係者の話として、「バスは何らかの理由でコントロールを失い、高速道路を外れて数十メートル下の谷底に転がり落ちた」と報じている。
警察によると、死亡した乗客のほとんどがムンバイの音楽団の関係者だったという。
救助隊は大破したバスから負傷者を救い出し、医療機関に搬送した。負傷者の容体は明らかにされていない。
モディ（Narendra Modi）首相は自身のツイッターアカウントに声明を投稿。犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。
インドは世界で最も交通事故の多い国であり、毎年数十万が交通事故で死傷している。事故原因の上位を占めるのは無謀運転、インフラの整備不足、車の整備不良、ルール無視だ。
