◎地元テレビ局は関係者の話しとして、「電気系統の不具合により炉が爆発した」と伝えている。
インド南部アンドラプラデシュ州の製薬工場で火災が発生し、従業員少なくとも18人が死亡、37人が負傷した。当局が21日、明らかにした。
それによると、現場は同州の州都アマラバティの北東約350キロ。工場内の化学反応炉が爆発・火災となった。
救助隊が40人を病院に搬送し、うち3人が病院で死亡した。15人は現場で死亡が確認された。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「電気系統の不具合により炉が爆発した」と伝えている。
報道によると、この工場は地元の製薬会社が所有し、中間化学物質と医薬品有効成分を製造している。
炎は数時間後に鎮火。警察と消防が出火原因を調べている。
インドでこのような家事は珍しくない。建築基準法を無視したり、消火設備を設置しない業者も多い。
2019年にはハンドバッグなどを製造する首都ニューデリーの工場で電気回路のショートによる火災が発生し、43人が死亡した。