◎救助隊は現地で26人の死亡を確認し、うち18人の遺体を収容した。
インド東部ミゾラム州郊外で建設中の鉄橋が崩落し、少なくとも26人が死亡、2人が負傷した。地元警察が23日、明らかにした。
それによると、事故は州都アイザウルの郊外で発生。建設中の鉄橋の一部が崩落し、作業員が巻き込まれたという。
この橋は2年ほど前から建設が進められていた。
AP通信によると、救助隊は現地で26人の死亡を確認し、うち18人の遺体を収容したという。
建設現場の近くにある村の住民も救助活動を支援したと伝えられている。
中央政府は災害対策本部を立ち上げ、担当者と救助隊を現場に送った。
崩落の原因は明らかになっておらず、警察が捜査している。報道によると、事故発生時、橋の上には作業員が40人ほどいたという。
消防と警察は行方不明者がいるとみて捜索・救助活動を継続している。
モディ(Narendra Modi)首相は自身のX(旧ツイッター)アカウントに声明を投稿。犠牲者と遺族に哀悼の意を表し、「救助活動は今も続いている」とツイートした。
インドの交通インフラでは大きな事故が相次いでいる。
西部グジャラート州モルビで昨年10月に発生した吊り橋の崩落事故では数百人が川に転落し、130人以上が死亡した。