インド・ニューデリー自爆テロ、男逮捕、実行犯と接触か
この男は自爆テロ犯と共謀して爆弾テロを実行した疑いが持たれている。
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インドの捜査当局は16日、首都ニューデリーで発生した自動車爆弾テロに関与した疑いで、カシミール出身の男を逮捕したと発表した。
それによると、この男は自爆テロ犯と共謀して爆弾テロを実行した疑いが持たれている。
このテロは世界遺産の古城「レッドフォート」の地下鉄駅のゲート付近で10日夜に発生。爆発物を積んだ乗用車が爆発し、10人が死亡、32人が重軽傷を負った。
当局はパキスタンとの係争地カシミール地方で2人の医師を含む少なくとも7人を逮捕したと報告していた。自爆テロ犯もカシミールの医師であることが確認された。
インド国家捜査局(NIA)は声明で、「10日に爆発した車は今回逮捕された容疑者の名義で登録されていた」と説明。同容疑者は車両購入を支援するため、カシミールからニューデリーに移動し、自爆テロ犯と接触したとされる。
警察はニューデリーと隣接するハリヤナ州でも武器や爆弾の材料を押収したと報告済み。複数人が拘束されたという情報もある。
警察はこの家宅捜索で硝酸アンモニウム360キログラム、アサルトライフル、拳銃を押収した。
ニューデリーで爆発した車は硝酸アンモニウムを積んでいたとされる。
