◎オーストラリアではワニがヒトを襲う事故が相次いでいる。
オーストラリア・クイーンズランド州でワニの体内から人骨が見つかった。当局が6日、明らかにした。
それによると、野生動物保護管は5日、40歳の男性が行方不明になったキャンプ場近くで体長4.9メートルのワニを安楽死させ、その体内から人骨を見つけたという。
この男性は3日、妻と3人の子供と共にキャンプを行っていた際、川に転落。行方不明になっていた。
警察が周辺を捜索した結果、現場から4キロほど離れた小川で目撃者が見た顔に大きな傷があるワニが見つかった。
警察は声明で、「ワニの体内から見つかった骨は男性のものと思われ、身元を確認している」と述べた。
オーストラリアではワニがヒトを襲う事故が相次いでいる。
7月2日には隣のノーザンテリトリー州で12歳の少女がワニ襲われ行方不明になり、数日後、遺体が発見された。
オーストラリアでは今年、3件の死亡事故が発生しており、過去最悪の死者を出した2014年の4人に迫る勢いである。