ヒンズー教の巡礼者を乗せたヘリが墜落、7人死亡 インド北部
ヘリはヒンズー教の聖地ケダルナートから巡礼地に向かう予定であったが、離陸直後に墜落した。
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インド北部ウッタラカンド州で15日、ヒンズー教の巡礼者を乗せたヘリコプターが墜落し、乗客乗員7人全員が死亡した。当局が明らかにした。
それによると、事故はヒマラヤ山脈の麓にある集落近くで15日早朝に発生した。
ヘリはヒンズー教の聖地ケダルナートから巡礼地に向かう予定であったが、離陸直後に墜落したという。
当局によると、離陸場所から目的地まで10分程度の飛行予定だった。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「墜落を目撃した地元住民が警察に通報した」と伝えている。
ヘリを運航していた地元の航空会社は声明で、「ヘリは現地時間午前5時30分頃に墜落したと連絡を受けている」と述べた。
墜落の原因は明らかになっていない。
報道によると、事故発生時、現場周辺は濃い霧に覆われていたという。
ケダルナートはヒンズー教の四大聖地のひとつ。夏期シーズンには毎年数万人の巡礼者が訪れ、その多くが険しい山岳地帯に向かう際、ヘリを利用する。