グアテマラ大統領が訪台、頼清徳総統と会談、支持再確認

グアテマラは台湾と公式の外交関係を結ぶ12カ国のひとつである。
2025年6月5日/台湾、台北、頼清徳総督(右)とグアテマラのアレバロ大統領(AP通信)

グアテマラのアレバロ(Bernardo Arévalo)大統領は5日、訪問先の台湾で頼清徳(Lai Ching-te)総統と会談し、同国との連携を再確認した。

アレバロ氏は式典で台湾を「兄弟」と呼び、「これからも兄弟と共に歩み続ける」と語った。

グアテマラは台湾と公式の外交関係を結ぶ12カ国のひとつである。

中国共産党はこれらの国々を自陣営に引き込むためのキャンペーンを強化している。台湾は国家間の関係を築く権利を有しており、中国が干渉する権利はないと主張している。

アレバロ氏は昨年の就任以来初めて台湾を訪問。歓迎式典で「台湾は兄弟である」と述べた。

またアレバロ氏は台湾への支持を再確認。「90年以上にわたり受け続けてきたつながりに感謝し、グアテマラは台湾に対する支援を再確認する」と強調。台湾を正式名称で呼んだ。

両国の外相と経産相も式典に出席した。

ルビオ(Marco Rubio)米国務長官は2月、グアテマラでアレバロ氏と会談した際、台湾との関係を称賛した。

台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)前総統は23年、グアテマラを訪問し、ジャマテイ(Alejandro Giammattei)前大統領らと会談。国会で演説した。

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