インドネシアの山火事、煙霧がマレーシアに流入

インドネシアの泥炭地では山火事が常態化。その煙がシンガポール、マレーシア、タイ南部に流入し続けている。
2025年7月19日/インドネシア、スマトラ島で発生した山火事(AP通信)

インドネシア・スマトラ島の泥炭地で延焼中の山火事について、当局は20日、その煙がマレーシアの都市部で検出されたと明らかにした。

インドネシアの泥炭地では山火事が常態化。その煙がシンガポール、マレーシア、タイ南部に流入し続けている。

インドネシアのリアウ州の複数の地域は濃い煙霧に覆われている。

同州警察は20日の声明で、「都市部に流入する煙はわずかである」と述べた。

また警察は州内で140件を超える火災が確認されていると明らかにした。

消防によると、この数週間で46ヘクタールが焼失。視界が1キロメートルまで低下する深刻な煙霧汚染が発生している。

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