▽プラヤグラージでは現在、人類最大の集いとされるヒンズー教の宗教行事「クンブメーラ」が行われている。
インド北部プラヤグラージの宗教行事に参加するヒンズー教徒向けの仮設テントで火事があり、少なくとも18のテントが全焼した。消防が19日、明らかにした。
それによると、ケガをした人はいなかったという。
警察は声明で、「仮設テント内でガスボンベが爆発し、火災に発展した」と述べた。
地元テレビ局が報じた映像には数十人の消防士がテントに向けて放水する様子が映っていた。
プラヤグラージでは現在、人類最大の集いとされるヒンズー教の宗教行事「クンブメーラ」が行われている。
この行事では国内外から集まった巡礼者がガンジス川などで沐浴する。沐浴すると罪が清められ、救済がもたらされるという。
当局によると、13日に行事が始まって以来、7700万人が参加。来月26日までの参加者は4億人を超えると予想されている。
当局は参加者のために、川岸に広大なテント村を建設。3000のキッチンと15万のトイレを備え、道路、電気、水道、通信塔、11の病院もある。
テントとその周辺には約5万人の警備員が常駐している。