インドネシアの造船所でタンカー火災、10人死亡、21人負傷
パーム油を積んだタンカーから出火し、作業員が巻き込まれた。
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インドネシア・バタム島の造船所で15日、火災が発生し、少なくとも10人が死亡、21人が負傷した。
地元警察によると、パーム油を積んだタンカーから出火し、作業員が巻き込まれたという。
リアウ諸島警察の本部長は地元メディアの取材に対し、「造船所で修理作業を行っていたタンカーから出火し、ガスタンクに燃え移った」と語った。
その後、大きな爆発が起きたという。
この爆発と火災で少なくとも10人が死亡し、21人が火傷を負って近隣の病院に搬送された。うち4人は意識不明の重体。
地元メディアによると、このタンカーは今年6月にも同様の事故を起こし、4人が死亡、5人が負傷したという。当局は当時、溶接作業の火花が火元で、犠牲者の大半が煙を吸い込んで亡くなったと報告していた。