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▽事件はアフガニスタンの国境に近い集落で発生。爆発物を装着した女が自爆し、パトロール中の民兵が巻き込まれた。
パキスタン、南西部バルチスタン州、アフガン国境近くの道路(AP通信)

パキスタン南西部バルチスタン州で自爆テロが発生し、親政府民兵の兵士1人が死亡、4人が負傷した。地元当局が3日、明らかにした。

それによると、事件はアフガニスタンの国境に近い集落で発生。爆発物を装着した女が自爆し、パトロール中の民兵が巻き込まれたという。

犯行声明を出した組織は確認されていないが、反政府勢力「バルチスタン解放軍(BLA)」に疑惑の目が向けられている。

バルチスタン州では四半世紀ほど前から政府と分離主義勢力による紛争が続いており、BLAなどの反乱軍は州の資源を分配するよう中央政府に要求。その後、独立を求めて反乱を起こした。

専門家によると、BLAは以前から女性を使って自爆攻撃を行っているという。

BLAは昨年8月、警察署、鉄道、高速道路に波状攻撃を仕掛け、40人近くを殺害。治安部隊はそれ以来、州全域でBLA相当作戦を行っている。

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