◎F16は米ロッキード・マーティン社が製造する第4世代戦闘機のひとつ。20カ国以上の空軍で採用され、後発の4.5世代に引けを取らない能力があると評価されている。
在韓米軍のF16戦闘機が11日、韓国南西部沖に墜落した。米国と韓国当局が明らかにした。
それによると、パイロットは墜落前に脱出したという。海上の船舶が被害を受けたという報告はない。
米当局は声明で、「韓国海軍がパイロットを救助した」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
パイロットは意識があり、米空軍が駐留する群山空港の基地に搬送されたと伝えられている。
F16は訓練飛行中にトラブルに見舞われ、墜落したとみられる。
韓国放送公社(KBS)は関係者の話しとして、「F16は何らかのトラブルで飛行不能に陥った」と伝えている。
またKBSは「墜落した機体を回収し、事故原因を特定する」と報じた。
F16は米ロッキード・マーティン社が製造する第4世代戦闘機のひとつ。20カ国以上の空軍で採用され、後発の4.5世代に引けを取らない能力があると評価されている。
在韓米軍の司令官は声明で、「同盟国・韓国の部隊がパイロットを救助してくれたことに感謝する」と述べた。
在日米軍のオスプレイは先月末、鹿児島県の南方沖で墜落。搭乗していた8人のうち7人の遺体が見つかり、残り1人の捜索が続けられている。米当局は8人全員の死亡を認定した。