◎軍政は2021年2月のクーデターでアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)氏から政権を奪取して以来、各地で少数民族のゲリラ部隊と戦っている。
ミャンマー、少数民族武装勢力カチン独立軍の兵士(Getty Images)

ミャンマー軍のジェット戦闘機が東部カヤ州の戦闘地域に墜落した。ミャンマー国営放送(MRTV)が11日に報じた。

この地域で活動するカレン民族同盟(KNU)はジェット機を撃墜したと主張している。

KNUの報道官はAP通信の取材に対し、「我々は国軍の小隊をカヤ州中心部の地区から追い出す際、ジェット機を撃墜した」と語った。

一方、MRTVは軍政将校の話しとして、「ジェット機がカヤ州のどこかに墜落したことは事実だが、撃墜されたのか、それとも技術的なトラブルで墜落したのかは分からない」と伝えている。

また将校は「パイロット2人の捜索を続けている」と述べた。

軍政は2021年2月のクーデターでアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)氏から政権を奪取して以来、各地で少数民族のゲリラ部隊と戦っている。

一部の独立系メディアは情報筋の話しを引用し、「ジェット機は11日の現地時間午後5時頃、カヤ州の州都近くで銃撃戦が発生した直後に撃墜された」と伝えている。

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