▽見た目がシャチによく似ているため、ニセシャチと呼ばれることもある。
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オーストラリア南部タスマニア州の浜に150頭以上のオキゴンドウ(クジラの一種)が打ち上げられた。地元当局が19日、明らかにした。
それによると、最初の調査では136頭が生存していたという。浜に打ち上げられた原因は不明である。
現場はタスマニア州の州都ホバートから400キロほど離れた島の北西部。
オキゴンドウは大きい個体で7メートル、体重は1500キロを超える。見た目がシャチによく似ているため、ニセシャチと呼ばれることもある。
専門家によると、オキゴンドウは一般的に熱帯・亜熱帯の深海に生息しているという。
タスマニア州環境局は声明で、「同局の職員や地元のボランティアが救助作業に当たっている」と述べた。
また同局は「タスタニア島周辺の潮の流れは複雑で、オキゴンドウたちは何らかの理由で浅瀬に迷い込んでしまった可能性がある」と指摘した。