インド・ニューデリー自動車爆発、反テロ法に基づき捜査中、8人死亡
爆発は世界遺産の古城「レッドフォート」の地下鉄駅のゲート付近で10日夜に発生。少なくとも8人が死亡、複数人が病院に搬送された。
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インド・ニューデリー市内で発生した爆発について、警察当局は11日、反テロ法に基づき捜査を進めていると発表した。
爆発は世界遺産の古城「レッドフォート」の地下鉄駅のゲート付近で10日夜に発生。少なくとも8人が死亡、複数人が病院に搬送された。
AP通信の取材に応じたニューデリー警察の幹部は「自爆テロを視野に捜査を進めており、科学研究所が爆発の原因解明に取り組んでいる」と語った。
反テロ法は捜査機関により広範な取り締まり・摘発を認めている。
警察は地下鉄駅近くで自動者が爆発したと報告。車内に運転手がいたかどうかは明らかになっていない。
モディ(Narendra Modi)首相は声明で、「捜査当局がこの陰謀の真相を究明し、容疑者を逮捕する」と述べた。
またモディ氏は「共謀者も一人残らず捕まり、全員法の下で裁かれる」と強調した。
警察によると、信号で停止していた乗用車が爆発したとみられ、複数の車が巻き込まれた。
11日時点で逮捕者の情報はない。
一方、警察はニューデリーと隣接するハリヤナ州で武器や爆弾の材料を押収したと発表。複数人が拘束されたという情報もある。
地元テレビ局は警察がこの家宅捜索により、硝酸アンモニウム360キログラム、アサルトライフル、拳銃を押収したと報じている。
