ヒンズー教のイベントで群集事故、3人死亡 インド
インドでこのような群集事故は珍しくない。
.jpg)
インド東部オリッサ州のヒンズー教のイベントで群集事故が発生し、少なくとも3人が死亡、10人以上が負傷した。当局が29日、明らかにした。
地元テレビ局が報じた映像にはヒンズー教の神々を一目見ようと集まった信者たちが一カ所に押し寄せ、何人かが叫び声をあげる様子が映っていた。
AP通信は州政府高官の話しとして、「少なくとも15人が病院に搬送され、そのうち3人が死亡し、残り12人が手当てを受けた後、退院した」と報じた。
3人の死因は明らかになっていない。
インドでこのような群集事故は珍しくない。
南部カルナタカ州のクリケットスタジアムで今月初めに発生した群集事故では11人が死亡、47人が負傷した。
南部ゴア州の寺院で先月初めに発生した群集事故では少なくとも6人が死亡、数十人が負傷した。
北部プラヤグラージでは今年1月、ヒンズー教の宗教行事「クンブメーラ」の会場で群集事故が発生し、少なくとも30人が死亡、数十人が負傷した。
北部ウッタルプラデシュ州の宗教行事で昨年7月に発生した事故では少なくとも116人が死亡、80人以上が重軽傷を負った。
2013年には中部マディヤプラデシュ州の寺院を訪れた巡礼者たちが橋の崩壊を恐れてパニックを引き起こし、少なくとも115人が圧死もしくは川に落ちて死亡した。
2011年には南部ケララ州の宗教祭で100人以上のヒンズー教徒が圧死した。