ヒンズー教徒を乗せたトラクターと大型トラックが衝突、8人死亡、43人負傷インド

インド北部ウッタルプラデシュ州でヒンズー教徒を乗せたトラクターと大型トラックが衝突し、少なくとも8人が死亡、43人が負傷した。警察が25日、明らかにした。

それによると、事件は州都ラクナウ近郊の地区で25日早朝に発生。トラクターに乗っていた女性2人と子供1人を含む8人が死亡、43人が病院に搬送されたという。

地元テレビ局は目撃者の話しとして、「コンテナトラックとトラクターが正面衝突した」と伝えている。

X（旧ツイッター）で拡散した動画には地元住民が遺体を搬送し、警察官に引き渡す様子が映っていた。

事故原因は明らかになっておらず、警察が調べている。地元メディアによると、トラックの運転手も病院に搬送されたという。

インドは世界で最も交通事故の多い国であり、毎年数十万人が死傷している。事故原因の上位を占めるのは無謀運転、インフラの整備不足、車の整備不良、ルール無視だ。