◎寧波市舟山港は上海のすぐ南に位置し、世界最大の貨物取扱量を誇る。
2024年8月9日/中国・浙江省の寧波市舟山港、コンテナ船が爆発する様子(CCTV)

中国・浙江省の寧波市舟山港で危険物を積んだコンテナ船が爆発し、火だるまになった。国営メディアが9日に報じた。

中国中央テレビ(CCTV)がSNSに投稿した監視カメラの映像には、コンテナ船から火の玉が吹き上がり、破片が飛び散る様子が映っていた。

少なくとも3段積みのコンテナが完全に炎に飲み込まれたように見える。

寧波市舟山港は上海のすぐ南に位置し、世界最大の貨物取扱量を誇る。

CCTVによると、この爆発と火災による負傷者は確認されていないという。

新華社通信は当局者の話しとして、「危険物を収納していたコンテナが爆発したとみられる」と伝えている。周囲の船や設備に大きな被害は出なかったという。

浙江省は声明で、「コンテナ船には第5類の危険物が積まれていた」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしていない。

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