◎寧波市舟山港は上海のすぐ南に位置し、世界最大の貨物取扱量を誇る。
中国・浙江省の寧波市舟山港で危険物を積んだコンテナ船が爆発し、火だるまになった。国営メディアが9日に報じた。
中国中央テレビ(CCTV)がSNSに投稿した監視カメラの映像には、コンテナ船から火の玉が吹き上がり、破片が飛び散る様子が映っていた。
少なくとも3段積みのコンテナが完全に炎に飲み込まれたように見える。
寧波市舟山港は上海のすぐ南に位置し、世界最大の貨物取扱量を誇る。
CCTVによると、この爆発と火災による負傷者は確認されていないという。
新華社通信は当局者の話しとして、「危険物を収納していたコンテナが爆発したとみられる」と伝えている。周囲の船や設備に大きな被害は出なかったという。
浙江省は声明で、「コンテナ船には第5類の危険物が積まれていた」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしていない。