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▽協定の詳細や内容は明らかにされておらず、金銭的な約束が含まれているかどうかも不明である。
2025年4月14日/ベトナム、首都ハノイ、トー・ラム国家主席(右)と中国の習近平国家主席(AP通信)

中国習近平(Xi Jinping)国家主席が14日、ベトナムの首都ハノイでトー・ラム(To Lam)国家主席と会談し、貿易とサプライチェーン、鉄道協力を含む数十の協定に署名した。

協定の詳細や内容は明らかにされておらず、金銭的な約束が含まれているかどうかも不明である。

中国はトランプ米政権との関税戦争が激化する中、周辺国にグローバルサプライチェーンの維持に協力するよう求めている。

トランプ(Donald Trump)大統領は先週、国・地域ごとに設定した相互関税の上乗せ部分を90日間停止すると発表。一律10%の基本関税は維持したうえで対抗措置を取っていた中国に対する関税率は145%に引き上げた。

中国はこれに対抗し、米輸入品の関税を125%に引き上げた。両国の小売業者、特に中小零細企業は大きな影響を受けている。

一方、ベトナムは90日以内に結果を出さなければ、46%の関税を課されることになる。

中国中央テレビ(CCTV)によると、両首脳は通商、国防、商工会議所に関連する協定にも署名したという。

ベトナム共産党の報道官は12日、習主席の訪問中に約40の協力取引に署名する予定と明らかにしていた。

ベトナムの国営メディアは習主席の発言を引用し、貿易とサプライチェーンにおけるベトナムとの関係強化を呼びかけた。

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