◎この地域における中国の役割は建設、製造、その他開発プロジェクトに特化しているようにみえる。
2023年6月14日/中国、首都北京、習近平 国家主席(右端)とパレスチナのアッバス議長(左端)(Jade Gao/Pool/AP通信)

中国共産党はが4日、パレスチナ自治区と戦略的パートナーシップ協定を締結した。

中国はパレスチナとの外交関係を長年維持しており、イスラエル当局との協議を促す特使も任命している。しかし、この地域における中国の役割は建設、製造、その他開発プロジェクトに特化しているようにみえる。

習近平(Xi Jinping)国家主席は北京の人民大会堂にパレスチナのアッバス(Mahmoud Abbas)議長を招き、両国の関係深化を歓迎した。

習主席は会談の冒頭、アッバス氏に対し、「我々は良き友人、パートナーである」と述べた。「我々は常に、パレスチナ人の正当な民族的権利の回復という正当な大義をしっかりと支持してきました...」

アッバス氏は「このパートナーシップ協定の枠組みの中で協力を強化し、投資を確保することを楽しみにしている」と表明した。

中国は外交を強化する取り組みの一環としてこのようなパートナーシップ協定を積極的に結び、一帯一路構想に沿ってインフラ開発を推し進め、中国企業に有利な立場を与えている。

協定を結んだ貧しい国の多くが中国の銀行の融資を受け、債務で身動きが取れなくなっている。

中国はハイテク部門の強化を図るため、この分野で大きな成果を上げているイスラエルとも緊密な関係を求めている。

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