◎中国は長い間、米国による台湾への武器売却に反対してきた。
台湾国軍の兵士(Getty Images)

中国政府は22日、政府が発表した台湾への軍事支援に抗議した。

バイデン(Joe Biden)大統領は21日、国防総省の物資やサービス、軍事教育や訓練など、最大5億7100万ドル相当の支援を台湾に提供することを承認した。

これとは別に、国防総省は20日に2億9500万ドル相当の武器売却を発表した。

中国外務省は声明で、米政府に対し、台湾海峡の平和と安定を損なう危険な動きを止めるよう求めた。

中国は長い間、米国による台湾への武器売却に反対してきた。

米国の軍事支援は台湾の自衛を支援し、中国による攻撃を抑止することを目的としている。

バイデン政権による前回の軍事支援は9月下旬の5億6700万ドル。武器売却は19回目となった。

台湾外務省はX(旧ツイッター)への投稿で、「米政府による防衛へのコミットメントを再確認した」と書き、2つの支援を歓迎した。

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