◎共産党指導部はビデオゲームを「アヘン」と呼んでいる。
中国当局は22日、オンラインゲームへの過度な支出を抑制することを目的としたガイドラインの草案を公表した。
この発表後、中国最大のゲーム会社である騰訊(テンセント)と網易(ネットイース)の株価が急落した。
中国中央テレビ(CCTV)によると、規制当局は特定の条件を満たしたオンラインゲーム会社やユーザーに警告を発することができるようになる。
▽ログイン回数が多いユーザー▽課金額が多いユーザー▽課金を求めるゲーム会社などが対象になるようだ。
香港市場ではテンセントの株価が約16%急落。その後回復し、終値は12%安となった。ネットイースは約25%下落した。
中国は近年、オンラインゲーム業界に対する規制を強化している。
当局は2021年、国内の未成年者(18歳未満)に対し、金曜日、週末、祝日以外にオンラインゲームで遊ぶことを禁じ、1日あたりのプレイ時間を最大1時間に制限した。パソコン、ゲーム機、スマホが対象だ。
共産党指導部はビデオゲームを「アヘン」と呼んでいる。