◎最大航続距離は約5630km、座席数は158~168人。
新華社通信によると、中国東方航空のC919第一便は28日朝に上海の空港を離陸し、2時間足らずで北京に到着したという。
C919を開発したのは民間の中国商用飛機有限責任公司(COMAC)。航空業界を席捲するボーイングやエアバスに真っ向勝負を挑むとしている。
COMACはC919の多くの部品を設計したが、エンジンを含む主要部品の一部は欧米から調達している。
国営メディアの以前の報道によると、同社は今後5年間、毎年150機のC919を製造する計画だという。
C919の開発は2000年代初頭にスタートした。最大航続距離は約5630km、座席数は158~168人。
COMACによると、現時点で1200機以上の契約を結び、中国東方航空は5機購入する予定だという。