中国・山東省化学工場爆発、行方不明者の捜索続く=国営メディア
爆発は27日の正午頃に発生。少なくとも5人が死亡、19人が負傷したとされる。
.jpg)
中国東部・山東省濰坊市の化学工場で発生した爆発について、国営メディアは28日、行方不明になっている6人の捜索が続いていると報じた。
爆発は27日の正午頃に発生。少なくとも5人が死亡、19人が負傷したとされる。
爆発の原因は明らかになっていない。
中国中央テレビ(CCTV)は爆心地から3キロ以上離れた倉庫の窓ガラスが割れたと報じた。
SNSで拡散した動画には化学工場がある場所から大きな黒煙が立ち上る様子が映っていた。
CCTVによると、爆発が起きたのは濰坊市の工業団地にある国営企業のプラント。農薬と医療用化学品の製造を手がけ、従業員は500人以上とのこと。
230人以上の消防士が現場で対応に当たった。
CCTVによると、この工場は昨年、「安全上の問題」で少なくとも2回当局の指導を受けたという。その後、省の共産党幹部は24年9月にこの工場が職場のリスクを効果的に改善したと称賛したとされる。
工場は24年1~8月の間で800件を超える安全上のリスクを特定・是正したとしている。