インド東部でバス事故、ヒンズー教の巡礼者5人死亡、20人負傷
事故は州都ランチーから270キロほど離れた町で29日の早朝に発生。警察はバスの運転手が居眠りしたと指摘している。
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インド東部ジャルカンド州でヒンズー教の巡礼者を乗せたバスがトラックと衝突し、少なくとも5人が死亡、約20人が負傷した。警察が29日、明らかにした。
それによると、事故は州都ランチーから270キロほど離れた町で29日の早朝に発生。警察はバスの運転手が居眠りしたと指摘している。
AP通信は州当局者の話しとして、「約20人が病院に搬送され、数人が意識不明の重体」と伝えている。
ジャルカンド州議会のある議員はソーシャルメディアへの投稿で「18人が亡くなった」と投稿したが、情報の出所は明かしていない。
警察は5人が死亡したと報告している。
モディ(Narendra Modi)首相はX(旧ツイッター)に声明を投稿。犠牲者と遺族に哀悼の意を表し、負傷者の早期回復を願った。
インドは世界で最も交通事故の多い国であり、毎年数十万が死傷している。事故原因の上位を占めるのは無謀運転、インフラの整備不足、車の整備不良、ルール無視だ。