◎ジェイミー・チャップマン被告は市内の裁判所に出廷、弁護士は保釈を要求しなかった。
2024年10月30日/香港、インドネシア人女性の遺体が見つかった現場近く(AP通信)

香港市内でインドネシア人女性を殺害したとして、イギリス国籍の男が殺人罪で起訴された。現地メディアが1日に報じた。

それによると、ジェイミー・チャップマン(Jamie Tzewee Chapman、34歳)被告は市内の裁判所に出廷、弁護士は保釈を要求しなかったという。

判事は捜査が進行中であるとして、予備審問を来年1月に延期した。

チャップマンと香港人の妻は10月29日、中国本土から帰国した際に逮捕された。妻は殺人幇助の疑いで勾留されたが、保釈が認められた。

警察によると、チャップマンとインドネシア人女性は10月27日の夜、香港島の公園にある滝に一緒に行ったという。

監視カメラの映像により、チャップマンが約30分後に現場を離れたことが確認された。

地元住民は翌日朝、滝の下の池に浮かぶ女性を発見、警察に通報した。警察によると、女性の頭部には大きな傷があったという。

この女性は市内で家政婦として働いていた。警察によると、チャップマンはこの女性を雇っていなかったという。

インドネシア政府によると、この女性は中部ジャワ州出身。

同政府は声明で、「在香港・インドネシア領事館と女性の雇用主はその遺族に必要な支援を提供する」と述べた。

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