インド西部の観光地で橋崩落、2人死亡、32人負傷
地元テレビ局は橋が崩落した際、橋上にいた多くの観光客が増水した川に投げ出されたと報じた。
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インド西部マハラシュトラ州の人気観光地で鉄橋が崩落し、少なくとも2人が死亡、32人が負傷した。地元当局が15日、明らかにした。
同州知事はX(旧ツイッター)に「負傷者のうち少なくとも6人が意識不明の重体である」と投稿した。
地元テレビ局は橋が崩落した際、橋上にいた多くの観光客が増水した川に投げ出されたと報じた。
それによると、6人が救助され、複数人が流された可能性があるという。
地元当局とボランティアが捜索活動を継続中だ。
地元メディアによると、この河川は前日の大雨で流量が増えていたという。事故当時、雨は降っていなかった。
橋が崩落した原因は明らかになっていない。
インドでこのような事故は珍しくなく、高速道路や橋梁で何度も重大災害が発生している。
東部ミゾラム州では23年8月、建設中の鉄橋が崩落し、少なくとも26人が死亡した。
西部グジャラート州モルビで22年10月に発生した吊り橋の崩落事故では数百人が川に転落し、130人以上が死亡した。