◎爆弾処理班と捜索犬が機内を捜索。爆発物は見つからなかった。
インドの航空会社ビスタラの旅客機(Getty Images)

インドからドイツに向かう旅客機が爆破予告を受け、トルコに緊急着陸した。トルコ当局が6日、明らかにした。

それによると、爆破予告を受けたのはインドの航空会社ビスタラが運航するムンバイ発フランクフルト行きのVTI027便。乗客234人と乗員13人にケガはなかった。

トルコのイェルリカヤ(Ali Yerlikaya)内相は声明で、「同機は東部の空港に無事着陸し、乗客は機外に避難した」と述べた。

それによると、同機の着陸後、すべての滑走路が封鎖され、爆弾処理班と捜索犬が機内を捜索。爆発物は見つからなかった。

トルコ当局によると、客室乗務員の1人がトイレの一角で「機内に爆弾が仕掛けられている」というメモを発見し、機長に報告したという。

当局がメモを残した人物を探している。

同機は当初、トルコ北部の空港に着陸する予定であったが、工事が行われているという理由で東部の空港に向かうよう指示された。

着陸から爆発物の捜索が完了するまでの10数時間、この空港は全便の運航を見合わせた。

ビスタラ社はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「VTI027便は安全上の理由でトルコの空港に向かい、無事に着陸した」と書き込んだ。

また同社は「関係機関の捜査に全面的に協力する」と述べた。

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