K2で死亡した中国人登山家の遺体収容 パキスタン北部
K2は世界で最も危険な山のひとつであり、「キラーマウンテン」と呼ばれている。
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パキスタンとネパールの救助隊がパキスタン北部に位置する世界第2位の高峰K2(8611メートル)で死亡した中国人登山家の遺体を収容した。地元当局が16日、明らかにした。
パキスタン北部ギルギット・バルティスタン州政府の報道官は声明で、「両国のチームが中国人登山家の遺体を収容し、軍用ヘリコプターでK2のベースキャンプから空輸した」と述べた。
女性登山家のグアン・ジン(Guan Jing)さん11日、K2登頂に成功。翌日、下山中に落石に巻き込まれ死亡した。
報道官によると、遺体は市内の病院に移され、家族と中国当局との調整の後、首都イスラマバードに送られ、本国に戻る予定だという。
ジンさんの遺体を収容したパキスタン・アルパイン・クラブは声明で、「その過程で救助隊員1人が負傷し、ヘリコプターで搬送された」と明らかにした。
ジンさんはネパールの企業が主催した遠征隊の一員であった。
K2は世界で最も危険な山のひとつであり、「キラーマウンテン」と呼ばれている。
パキスタンでは毎年、多くの登山家が世界最高峰の山々に挑み、行方不明になったり、死亡したりしている。