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▽事件は州都クエッタ郊外で発生。IED(即席爆発装置)とみられる爆弾が爆発し、警察車両が大破、近くの車や建物も被害を受けたという。
バルチスタン解放軍の戦闘員(Getty Images/BLA-TV)

パキスタン南西部バルチスタン州で警察車両を狙った爆発があり、少なくとも3人が死亡、19人が負傷した。地元当局が15日、明らかにした。

それによると、事件は州都クエッタ郊外で発生。IED(即席爆発装置)とみられる爆弾が爆発し、警察車両が大破、近くの車や建物も被害を受けたという。

それ以上の詳細は明らかになっていない。

バルチスタン州では四半世紀ほど前から政府と分離主義勢力による紛争が続いており、バルチスタン解放軍(BLA)などの反乱軍は州の資源を分配するよう中央政府に要求。その後、独立を求めて反乱を起こした。

パキスタンのシンクタンク「パキスタン平和研究所(Pakistan Institute for Peace Studies)」は昨年末に公表したレポートで、BLAが同国の安全保障を脅かす大きな脅威になっていると指摘していた。

それによると、BLAは同国最大の武装勢力TTP(パキスタンのタリバン運動)に匹敵する規模に成長し、大きな脅威になっているという。

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