◎爆発は北京北部のフライドチキン店で発生。消防と警察が建物の周囲1キロを封鎖し、爆発の原因を調査している。
2024年3月13日/中国、北京郊外、爆発・全焼した建物(AP通信)

中国・北京郊外の建物がガス漏れが原因とみられる爆発があり、少なくとも2人が死亡、26人が負傷した。国営メディアが13日に報じた。

それによると、爆発は北京北部のフライドチキン店で発生。消防と警察が建物の周囲1キロを封鎖し、爆発の原因を調査している。

中国中央テレビ(CCTV)は生存者の話しとして、「爆発前にガスの臭いを感じ、外に飛び出した」と伝えている。

爆発により、鉄筋コンクリートの建物は大破。破片が数百メートル先まで吹き飛び、多くの車両が被害を受けた。

CCTVによると、14人が入院し、うち2人が重体だという。

死亡した女性の親族はCCTVの取材に対し、「彼女はフライドチキン店の横で営業していたゲストハウスのオーナーで、夫の安否が分かっていない」と語った。

夫妻は爆発が起こる前に9歳の子供を学校に送り出したところだったという。

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