◎事故は23日の現地時間午後3時30分頃に発生。貨物列車が旅客列車の後部に衝突した。
バングラデシュ北部キショレガンジュ県で貨物列車と旅客列車が衝突した事故について、消防当局は24日、17人の死亡を確認したと明らかにした。
それによると、救助活動は24日未明に終了。旅客列車の乗客26人が負傷し、病院に搬送されたという。
事故は23日の現地時間午後3時30分頃に発生。貨物列車が旅客列車の後部に衝突した。
旅客列車は首都ダッカに、貨物列車は第2の都市チッタゴンに向かっていた。
警察は事故原因を調査中としているが、国鉄当局者は「貨物列車が赤信号を無視した可能性がある」と報告している。
地元テレビ局はバングラデシュ国鉄（BR）関係者の話しとして、「貨物列車側の信号は赤だったとみられ、何らかの理由で停止線をオーバーしたようだ」と伝えている。
バングラでは鉄道事故が多発しており、その主な原因は信号システムの不備、踏切と線路の異常、ヒューマンエラーである。
地元メディアによると、BRは事故区間の運行を再開したという。
