◎同校の多くの学生がハシナ前首相に抗議するデモに参加。同校とその周辺では連日、数万人がデモを行った。
バングラデシュのダッカ大学が22日、前政権を追放した学生蜂起による数週間の閉鎖を終了し、授業を再開した。
同校の多くの学生がハシナ(Sheikh Hasina)前首相に抗議するデモに参加。同校とその周辺では連日、数万人がデモを行った。
デモが拡大した7月、当局は取り締まりの一環として大学を閉鎖。数百人を逮捕した。
地元メディアによると、学生デモのリーダー数人がダッカ大学に在籍し、そのうち何人かは警察に拘束され、数日間取り調べを受けたという。
このデモによる死者は1000人超、負傷者は数千人と報告されている。ハシナ氏はデモに屈し退任。8月5日にヘリコプターでインドに逃亡した。
22日、ダッカ大学の講義室は満席となった。学生たちは木々に覆われた歩道で談笑し、食堂で飲み物や軽食を買っていた。
地元メディアによると、4、5学部を除くすべての学部で授業を再開したという。