▽バングラデシュは以前、東パキスタンと呼ばれ、9か月に及ぶ戦争の末、独立を勝ち取った。
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バングラデシュが1971年の独立以来、50年以上ぶりにパキスタンとの直接貿易を再開し、政府間取引の下、5万トンの米を受け取った。
バングラデシュは以前、東パキスタンと呼ばれ、9か月に及ぶ戦争の末、独立を勝ち取った。
ノーベル賞受賞者のユヌス(Muhammad Yunus)首相率いる暫定政権はパキスタンとの外交関係を改善。インドに亡命したハシナ(Sheikh Hasina)前首相の政策を覆した。
今月初めに最終合意された新しい協定では、バングラはパキスタン貿易公社を通じてパキスタンから白米を1トン当たり499ドル(約7万4000円)で購入する。
出荷は2段階に分けて行われ、残り2万5000トンは3月上旬に納入される予定である。
しかし、この米価はバングラが1トン当たり474.25ドルで輸入しているベトナム産より高い。
バングラの米価はこの数ヶ月で価格が15〜20%上昇、中質米はキロ0.66ドル前後で販売されている。政府は米市場の安定化に努めている。
米価をコントロールするため、政府は入札を含め国際市場からの米の輸入を増やし、関税を廃止している。