スポンサーリンク
▽不動産コンサルタントのコアロジックが2日に公表したデータによると、2月の住宅価格は1月から0.3%上昇し、3ヵ月続いた下落または伸び悩みに終止符を打った。
オーストラリア、メルボルン近郊の住宅地(AP通信)

オーストラリアの不動産市場は2月、中央銀行による4年ぶりの利下げと買い手心理の高揚で低迷から脱したが、依然として高い借入コストと価格高騰が先行きを不透明にしている。

不動産コンサルタントのコアロジックが2日に公表したデータによると、2月の住宅価格は1月から0.3%上昇し、3ヵ月続いた下落または伸び悩みに終止符を打った。

過去1年間下落が続いたメルボルンとホバートが上昇を牽引、ともに0.4%上昇した。

コアロジックはレポートの中で、「中銀は金利を0.25%引き下げただけであり、借り入れ余力が直ちに改善されたというよりも、価格の上昇はセンチメントと関係が深い」と述べた。

またコアロジックは「利下げサイクルは始まったばかりであり、長引く可能性が高い。金利設定はまだしばらくの間、制限的な領域にとどまるだろう」とした。

オーストラリア準備銀行(中銀)は先月初め、4年ぶりに主要政策金利を4.35%から4.1%に引き下げたが、追加緩和は保証されていないと警告した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク