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▽オーストラリアでは昨年、住宅価格の高騰に対する不満が過去最高に達し、5月に予定されている総選挙の争点になると予想されている。
オーストラリア、シドニー郊外の住宅地(Getty Images)

オーストラリア政府は16日、住宅危機に対処するため、外国人投資家による国内の中古住宅購入を2年間禁止すると発表した。

オニール(Clare O'Neil)住宅相は声明で、「2025年4月1日から2027年3月31日まで、外国人による中古住宅の購入を禁止する」と述べた。

オーストラリアでは昨年、住宅価格の高騰に対する不満が過去最高に達し、5月に予定されている総選挙の争点になると予想されている。

オニール氏はオーストラリア放送協会(ABC)が放映したコメントの中で、「この禁止措置により、年間1800件程度の物件が地元の購入者のために開放されることになるだろう」と述べた。

裕福な外国人投資家による投機目的での住宅購入は多くの国で問題になっている。

最新の世論調査によると、中道左派のアルバニージー政権は保守系野党に遅れをとっている。

政府は最近、2030年までに120万戸の新築住宅を建設するという目標を達成するため、住宅改革案を閣議決定した。

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