▽太陽と砂浜で有名なオーストラリアは現在、夏の真っ最中である。
オーストラリアのアルバニージー(Anthony Albanese)首相が7日、国内のビーチで携帯用カバナを使うという議論に割って入り、それを「イケてない」と批判した。
太陽と砂浜で有名なオーストラリアは現在、夏の真っ最中である。
カバナはビーチパラソルよりはるかに大きく、場所を取るため、混雑するビーチでは使いにくい。
世界で最も皮膚がんの発症率が高いオーストラリアでは最近、ビーチで日陰を確保できるとして、携帯用カバナの人気が高まっている。
しかし、最近ソーシャルメディアに投稿された数十の空のカバナの写真は激しい議論を巻き起こした。それを「オーストラリアらしくない」と言う人もいれば、創意工夫に拍手を送る人もいる。
アルバニージー氏は7日に放送されたトーク番組「トゥデイ」の中でカバナについてこう語った。「ビーチはすべてのオーストラリア人が平等な場所なんだ。その原則を破っているんだ、本当に...」
オーストラリアの議会選は5月までに実施される予定だ。最新の世論調査によると、アルバニージー氏の与党・労働党は最大野党・保守連合に敗れる可能性が高い。