台湾で第23回LGBTQプライドパレード、15万人参加
台湾は2019年にアジアで初めて同性婚を認め、この地域で最もLGBTQに寛容な国のひとつとなった。
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台湾の首都台北で25日、第23回LGBTQプライドパレードが開催され、約15万人が市内を練り歩いた。
現地メディアによると、強風を伴う雨が降る中、多くの市民が行進に参加したという。
台湾は2019年にアジアで初めて同性婚を認め、この地域で最もLGBTQに寛容な国のひとつとなった。
今年のパレードもハロウィーンと時期が重なったため、仮装して参加する人がみられた。
香港から参加したという女性はロイター通信の取材に対し、「このようなイベントが開催できて本当にうらやましい」と語った。「香港ではLGBTの権利が後退しています。本当に残念です...」
香港立法会は先月、海外で婚姻またはパートナーシップ登録した同性カップルに限定的な法的権利を認める法案を否決し、人権団体から批判を浴びた。
台湾政府は23年、外交人の同性婚も認めた。台湾人の婚姻相手の国・地域が同性婚を認めていない場合も婚姻届を提出できる。ただし、中国は登録手続きの問題で対象外となった。
