◎火事は複数の店舗が入る建物の1階のカラオケ店で発生。スタッフと口論になった男が火をつけたと自供した。
ベトナム・ハノイ中心部の建物で火事があり、少なくとも11人が死亡、2人が負傷し、放火の疑いで男が逮捕された。国営メディアが19日に報じた。
それによると、火事は複数の店舗が入る建物の1階のカラオケ店で発生。スタッフと口論になった男が火をつけたと自供したという。
消防が消火活動に当たり、現場から7人を救助。うち2人が病院に搬送された。ケガの程度は明らかになっていない。
ソーシャルメディアで共有された動画には消防士たちが炎に包まれた建物の1階と2階部分に向けて放水する様子が映っていた。
国営テレビは目撃者の話しとして、「多くの人が店内から助けを求めていたが、火の勢いが強く、消防士も近づけなかった」と伝えている。
炎は数時間後に鎮火。消防によると、これまでに11人の死亡が確認されたという。