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パキスタン北部で軍用ヘリ墜落、搭乗者5人死亡

ヘリは技術的トラブルに見舞われ、森林地帯に墜落・炎上した。
パキスタン陸軍のヘリコプター(Getty Images/AFP通信)

パキスタン北部ギルギット・バルティスタン州で定期飛行中の軍用ヘリコプターが墜落し、搭乗していたパイロット2人と技術者3人が死亡した。政府報道官が1日、明らかにした。

それによると、ヘリは技術的トラブルに見舞われ、森林地帯に墜落・炎上したという。

州政府の報道官はそれ以上の詳細を明らかにせず、「軍当局が墜落の原因を調査している」と述べた。

パキスタンでこうした墜落事故は珍しくない。

先月中旬には北西部カイバル・パクトゥンクワ州の洪水被災地で救援活動中のヘリが墜落し、パイロット2人を含む乗組員5人全員が死亡した。

24年9月にはカイバル・パクトゥンクワ州郊外で飛行中のヘリが故障により墜落し、6人が死亡している。

パキスタンでは6月26日以来、大雨に関連する災害で900人近くが死亡、各地で救助・捜索活動が続いている。

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