インドネシア・ジャワ島のスメル山噴火、死傷者の情報なし
スメル山は19日の昼過ぎから日没にかけて数回噴火。噴煙の高さは2000メートルに達した。
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インドネシア当局は19日、東ジャワ州ルマジャンのスメル山(3676メートル)の噴火を受け、噴火警戒レベルを4段階中の最高レベルに引き上げた。
火山地質災害対策局によると、スメル山は19日の昼過ぎから日没にかけて数回噴火。噴煙の高さは2000メートルに達した。
地元メディアは7キロほど離れた地点まで噴石が飛んだと報じている。
死傷者の報告はない。
国家防災庁(BNPB)は声明で、この噴火を受け、3つの集落の住民300人以上が避難したと明らかにした。
スメル山はグレートマウンテンと呼ばれるジャワ島で最も標高の高い活火山。過去200年間で数えきれないほど噴火している。
インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、120を超える火山が活発に活動し、大きな地震が定期的に発生している。
