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▽次の議会選は5月までに行われる予定だ。
オーストラリアのアルバニージー首相(Getty Images)

オーストラリアアルバニージー(Anthony Albanese)首相の支持率が過去最低を更新し、厳しい政権運営を余儀なくされている。

日刊紙オーストラリアンが17日に公表した最新の世論調査(対象1244人)によると、次の議会選で与党・労働党の勝利を望まないと答えた人は53%。アルバニージー氏を支持すると答えた人は21%であった。

労働党の勝利を望むと答えた人は34%となっている。

次の議会選は5月までに行われる予定だ。

世論調査会社ニュースポールが先月末に公表した世論調査では、最大野党・自由党の支持率が51%、労働党は49%であった。

オーストラリア放送協会(ABC)の世論調査も似たような数字となっている。

ニュースポール世論調査のアルバニージー氏の支持率は20%であった。

アルバニージー氏はインフレ対策を強化することで個人と企業を喜ばせてきたが、一部の専門家は「国債頼み」の政策に懸念を示している。

オーストラリア準備銀行(中銀)は雇用を維持しながら消費者物価指数(CPI)を目標値である2~3%に近づけるため、金融政策を制限的なものとし、1年以上4.35%の金利を維持している。

インフレ率はこの数カ月、鈍化傾向にある。中銀は今月の金融政策決定会合で利下げの可能性を残している。

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