エア・インディア機墜落事故、ブラックボックス回収、265人死亡
この事故は12日午後に発生。乗客乗員242人を乗せたエア・インディアAI171便が住宅地に墜落し、搭乗者と地上にいた人の合わせて少なくとも265人が死亡した。
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インド西部グジャラート州アーメダバードで国営エア・インディアの旅客機が墜落した事故について、捜査当局は13日、同機のコックピットボイスレコーダーとフライトデータレコーダーが見つかったと明らかにした。
この事故は12日午後に発生。乗客乗員242人を乗せたエア・インディアAI171便が住宅地に墜落し、搭乗者と地上にいた人の合わせて少なくとも265人が死亡した。
墜落したのはアーメダバード発イギリス・ガトウィック行きのボーイング787-8ドリームライナー。
米ABCは当局者の話しとして、「同機の2つ目のブラックボックスが13日に見つかった」と報じた。
それによると、2つのうち1つは損傷しているものの、修復可能とみられ、インドで解析作業を行い、米国の調査官が15日に現地入りする予定だという。
同機はアーメダバードの空港を13時38分に離陸した直後に墜落。乗客230人のうち169人がインド国籍、53人がイギリス国籍、1人がカナダ国籍、7人がポルトガル国籍で、イギリス国籍の男性1人が生還した。
ボーイング787で乗客が死亡する事故が発生したのは初めてであった。
唯一の生存者であるビシュワシュ・クマール・ラメシュ(Vishwash Kumar Ramesh、40歳)さんは13日、インド国営メディアのインタビューで、「自分がどうやって生き延びたのか分からず、信じられない」と語った。
墜落の原因は明らかになっておらず、航空当局が調査している。