エア・インディア便でトラブル、香港の空港に緊急着陸、ケガ人なし
同機はボーイング787-8ドリームライナー、インド西部グジャラート州アーメダバードで先週墜落した便と同じ機種であった。
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インドの国営航空会社エア・インディアの便が16日、離陸直後の技術的トラブルのため香港の空港に緊急着陸した。
同社は声明で、ニューデリー行きのAI315便は香港に安全に着陸し、点検を受けていると述べた。
香港の空港当局は別の声明で、AI315が午後1時ごろ、南部の空港に戻ったと述べた。
同機はボーイング787-8ドリームライナー、インド西部グジャラート州アーメダバードで先週墜落した便と同じ機種であった。
エア・インディアは声明の中で、「影響を受けた乗客をできるだけ早く目的地へ運ぶための代替措置を講じている」と述べた。
乗客乗員242人を乗せたエア・インディアAI171便は12日午後、アーメダバードの空港を離陸した直後に住宅地に墜落し、1人を除く241人が死亡。医学部の学生寮など、多くの建物が被害を受けた。
救助隊はそれ以来、24時間体制で捜索活動を続けている。
当局は地上で墜落に巻き込まれた29人の遺体を収容。犠牲者の数は増える可能性がある。
ボーイング787で乗客が死亡する事故が発生したのは2016年に運用を開始して以来、初めてであった。
墜落の原因は明らかになっておらず、当局が調査している。米国の調査官が15日に現地入りした。