▽マオイストは国内の貧しい先住民族コミュニティのために、より多くの仕事、土地、天然資源からの富を要求すべく戦い始めた。
インド中部チャッティスガル州で毛沢東主義派(マオイスト)が仕掛けたとみられる地雷が爆発し、治安部隊の兵士8人と一般市民1人が死亡した。警察が6日、明らかにした。
それによると9人は車で移動中、道路上に仕掛けられた地雷に接触したという。
9人は反マオイスト作戦に参加し、基地に戻る途中であった。
州警察の報道官は声明で、「彼らの乗った車はマオイストの地雷に接触、大破した」と述べた。
地元メディアが公開した写真には道路にできた大きなクレーターが写っていた。
マオイストはチャッティスガル州を含む複数の州に拠点を置き、鉱物資源などを密売して利益を上げている。
チャッティスガル州は天然資源に恵まれているものの、インドで最も貧しい州の一つであり、マオイストだけでなくイスラム過激派やギャングが拠点を置いている。
マオイストは国内の貧しい先住民族コミュニティのために、より多くの仕事、土地、天然資源からの富を要求すべく戦い始めた。
政府は近年、反マオイスト作戦を強化しており、警察によると、2024年には287人の戦闘員を殺害したという。