マレーシア沖でミャンマー移民船転覆、7人死亡、13人救助
マレーシア保安庁は声明で、「同船はミャンマー・ラカイン州を出発し、約300人を乗せていた」と述べた。
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マレーシア沖でミャンマーの難民を乗せた船が転覆し、7人が死亡、13人が救助された。沿岸警備隊が9日、明らかにした。
マレーシア海上法令執行庁(MMEA)は声明で、「同船はミャンマー・ラカイン州を出発し、約300人を乗せていた」と述べた。
警察と海事当局によると、乗船者はマレーシアに近づいた時点で3隻の小型船に分乗したとみられる。
そのうち1隻が6日、タイ南部で沈没し、犠牲者の一部がマレーシア北部ランカウイ島に流れ着いたと説明している。
事故の発生時刻と正確な場所は不明。残る2隻の行方も把握できていないとのこと。
海事当局によると、救助隊は8日、10人のミャンマー難民を発見し、女性1人の遺体を収容したという。
9日にはさらに6人の遺体と3人の生存者が発見された。沿岸警備隊は捜索範囲を拡大し、10日も捜索を継続するとしている。
