中国北部の鉱山で事故、大学生6人溺死、浮選槽に転落

中金黄金股分有限公司は国有企業である中国金幣集団有限公司の子会社である。
鉱物や繊維などの粒子を液体から分離する浮選槽(Getty Images)

中金黄金股分有限公司が所有する中国北部の銅鉱山を訪問中だった大学生6人が23日に溺死した。24日に上海証券取引所に提出された報告書で明らかになった。

それによると、6人は同社の施設を見学中、鉱物や繊維などの粒子を液体から分離する浮選槽に転落したという。

この鉱山は内モンゴル自治区に位置し、事故で教師1人も負傷した。

中金黄金股分有限公司は国有企業である中国金幣集団有限公司の子会社である。

同社はこの事故を受け緊急の役員会を開き、地元政府の関連部署に事故を報告したとしている。

また同社はこの事故が発生した施設の生産を停止した。

中金黄金股分有限公司の株価は24日、4.4%下落して取引を終えた。

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